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移管のお知らせ

 この度、映画『時を鋳込む』に関する事務作業が広島県鋳物工業協同組合に移管されました。詳しくは同組合のページを御覧下さい。

 それに伴いこのブログも終わりとさせていただきます。

 長い間の御愛顧に感謝いたします。どうか引き続き映画『時を鋳込む』の普及に御協力いただければ幸いです。
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映画の裏話2

 前回の記事に書いた小勝負さんも御夫人と一緒に昨日、鑑賞されたとの連絡がありました。戦争に関する発言を気にされていたようですが、あれは監督の判断と製作側の合意で入ったもので、気を病まれることはないとお伝えしておきました。

 吉永小百合の出世作として有名な『キューポラのある街』(浦山桐郎監督 1962年公開)では、父親で鋳物職人役の東野英治郎がもっと露骨な発言をして、子どもたちの怒りを買うシーンがあります。実際、あのような言葉は多くの中小企業経営者たちが事あるごとに口にしてきたものであり、決して珍しいものではありません。

 試写会の後、ある方から電話があり、「あの発言はヒロシマの映画としてはどうか」という声がありました。しかし、戦争と経済の関連問題を抜きに平和を語るだけでは、どうしても観念的、情緒的議論に終わりがちです。そこが広島の平和教育の決定的弱さなのかもしれません。

 奥歯にものがはさまった表現で御免なさい。御覧になってない方は是非、本作と併せて『キューポラのある街』もレンタルされるなどして御覧下さい。歴史に残る作品です。鋳物の街と言われた埼玉県川口市もすっかり東京のベッドタウンになってしまいました。

映画の裏話1

 松江で開催された日本鋳造工学会全国講演大会での上映から戻ってきました。お陰様で好評でした。「ウチでも上映したい」というお申し出もあり、有難いことです。広島では青原監督が土曜日、日曜日と続けて舞台挨拶をしました。来場された皆様、どうも有難うございました。

 ところでパンフレットを読んでいただければ、映画の理解の助けに大いになると思うのですが、このブログでは上映期間中、映画の裏話を少しずつしていきたいと思います。


 映画に登場した方でインパクトのあった1人は、呉の小勝負(こしょうぶ)さんではなかったかと思います。呉の広の11空廠の鋳物工場で働いた経験のある方で、呉の阿賀の御出身です。

 大正生まれの小勝負さんは小学校で小原馨と同級生で、よく遊んだ仲だったそうです。

 小原馨、御存知ないですか?

 戦後まもなくの広島と呉を描いた映画の名作『仁義なき戦い』で伊吹吾郎が演じた役のモデルだった人物で、呉の小原組の親分でした。悪魔のキューピーと呼ばれた大西政寛(映画ではそのモデルを梅宮辰夫が演じた)に日本刀で片腕を切り落とされ、後に阿賀の理髪店で白布をかぶせられて椅子に座っていた時に銃撃を受けて殺されました。映画では白布が赤い血に染まるシーンが有名なものとなりました。

 小勝負さん、いわく、「昔は大阪に行って、呉の阿賀から来たと言うたら、相手がビビっとったもんよ」。

 今の阿賀は平和な街ですし、小勝負さんも極めて温厚な方であることを申し添えておきます。

 取材の最中に、小勝負さんと一緒に昼食をとった呉・仁方の「たにや」の天ぷらうどん、美味しかったな。天ぷらはプリプリの小エビがたくさん入ってました。

公開開始

本日、映画『時を鋳込む』の上映が横川シネマで始まりました。11時30分からの初回の入りはまずまず。

写真は初回上映後の青原さとし監督による舞台挨拶です。

青原監督の舞台挨拶

その後、14時半より近くの三篠公民館で青原監督が講師を務める映画セミナーがありました。いつもより参加者が多いとのことで、公民館の担当者の方も喜んでおられる様子でした。

帰宅した後、録画したRCCテレビの『Eタウン』を見直しました。3分間という枠にうまく収めて下さったと思います。感謝!

さて、1日4回上映が始まる明日からの入りが気になる所です。テレビを御覧になって来られる方が、どれぐらいおられるでしょう。

私は明日、明後日と松江での上映に立ち会います。全国から来る鋳物関連の人たちはどう評価してくれることでしょう。

毎日新聞の広島版でも紹介されました。

 本日、10月12日の毎日新聞の広島版に映画『時を鋳込む』の大きな紹介記事が掲載されました。毎日さん、有難う。

 近日中にリンク切れになるかと思いますので、お早めに御覧下さい。

 それと記事の見出しに「寺の鐘、橋の欄干、蛇口」が挙がっていますが、これらは銅合金の鋳物で、本作が主な対象としているのは鉄の鋳物です。折角書いてもらったのにツッコンですみませんが、皆様、誤解なきよう。
プロフィール

tokioikomu

Author:tokioikomu
ドキュメンタリー映画『時を鋳込む』(青原さとし監督、広島県鋳物工業協同組合製作)の企画に携わった者です。1人でも多くの方々がこの作品を鑑賞することを祈っています。

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