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映画の裏話2

 前回の記事に書いた小勝負さんも御夫人と一緒に昨日、鑑賞されたとの連絡がありました。戦争に関する発言を気にされていたようですが、あれは監督の判断と製作側の合意で入ったもので、気を病まれることはないとお伝えしておきました。

 吉永小百合の出世作として有名な『キューポラのある街』(浦山桐郎監督 1962年公開)では、父親で鋳物職人役の東野英治郎がもっと露骨な発言をして、子どもたちの怒りを買うシーンがあります。実際、あのような言葉は多くの中小企業経営者たちが事あるごとに口にしてきたものであり、決して珍しいものではありません。

 試写会の後、ある方から電話があり、「あの発言はヒロシマの映画としてはどうか」という声がありました。しかし、戦争と経済の関連問題を抜きに平和を語るだけでは、どうしても観念的、情緒的議論に終わりがちです。そこが広島の平和教育の決定的弱さなのかもしれません。

 奥歯にものがはさまった表現で御免なさい。御覧になってない方は是非、本作と併せて『キューポラのある街』もレンタルされるなどして御覧下さい。歴史に残る作品です。鋳物の街と言われた埼玉県川口市もすっかり東京のベッドタウンになってしまいました。

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Author:tokioikomu
ドキュメンタリー映画『時を鋳込む』(青原さとし監督、広島県鋳物工業協同組合製作)の企画に携わった者です。1人でも多くの方々がこの作品を鑑賞することを祈っています。

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