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映画の裏話4

 戦後間もなくの混乱期に軍の隠匿物資を「ガメた」話を披露してくれた鋳造会社の会長は大の猫好きです。撮影より前の話ですが、事務所を訪問した時、猫が社員の机の上まで徘徊している様子を見て驚いた記憶があります。もっと驚いたのは、人が付いて病気の猫に点滴をしていた時でした。もしかしたら、「自分より会長は猫を大事にしている」とやっかむ社員もいるのではないかと推測するぐらいでした。

 そんな話はさておき、この会長の会社は某自動車メーカーのプレス金型の鋳物を生産しており、映画の最初の方で大きな鋳型に双方向から鋳込むシーンがあります。間近で見たら、一般の方は仰天するであろう迫力です。

 プレス金型は金属製の板に圧力をかけて車のドアやボディなど成形するために作られるものです。この会社は発泡スチロールの型を使っており、湯を鋳込んだらそれが消失して鋳鉄鋳物に入れ替わる格好になります。

 本当は発泡スチロールの型も撮りたかったのですが、その辺りは企業秘密のため、できませんでした。

 今回の映画の困難の1つは、自動車関連に限らずそのような企業秘密という理由で写させてもらえない箇所があったことでしょうか。これはある意味、やむをえないことです。お金や時間をたくさん使って苦労して設計したものを簡単に盗まれるというのは、避けたいのが当たり前ですから。その辺りの話になると中国の海賊版問題を思い起こしてしまいます。

 別の某社の知り合いが中国を訪問して、海賊版のソフトを扱う店に入った際、日本では100万円以上で売られているCAD(コンピューターで設計すること)のソフトをたまたま発見して、100円ぐらいで買ったそうです。

 ダメ元で使ってみて、いろいろ操作してみたら、何と作動したとのこと。

 これでは日本のソフト会社は浮かばれません。

 今回も思いつくまま勝手なことを書きました。関係者の方が読まれて、不快に思われたら御免なさい。御指摘があれば、この部分は抹消します。
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Author:tokioikomu
ドキュメンタリー映画『時を鋳込む』(青原さとし監督、広島県鋳物工業協同組合製作)の企画に携わった者です。1人でも多くの方々がこの作品を鑑賞することを祈っています。

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